京都工芸繊維大学デザイン科学域の実技試験は平成24年度入試頃から
あまり素材の寸法や量などの指定の少ないイメージ優先型の想定描写に
移行していきました。
昨年の過去問は
『「速度」の異なるものを自由に構成し,写実的に描きなさい。』
条件は「人物を描いてはいけない。」とあと何点かでした。
速度の異なるものをどのくらい思い浮かぶことが出来て
それを写実的に描き切ることが出来るか。
そしていかにA3画用紙に構成するかが課題となります。
上の作品は類似問題として
『「回転する」異なるものを自由に構成し,写実的に描きなさい。』
を制作してもらった一例です。
回転ずしをメインに扱った点がなんとなくユーモラスで
各パーツの構造、質感等もしっかり描き切ろうとしています。