2021年7月27日火曜日

色彩基礎課題「水の表情4連作のうちの1作品」

色彩基礎課題「水の表情4連作のうちの1作品」

高校三年生

水道から流れる水の下にラムネ瓶が浮かんでいる。

この水道水の流れの描写が非常に美しくよく観察されていると思います。

水には場面によって色々な表情があり

観察し表現するには絶好の題材だと思います。

(沖谷)
 

2021年7月10日土曜日

色鉛筆で「石」を描く


 京都市立芸術大学を目指す、高卒生(上)と高3生(下)の作品です。

今回は主に色鉛筆を使って「石」に取り組んでもらいました。

2つとも全く個性の違う石ですが、それぞれの微妙な色味や質感を捉えようとしています。

余談ですが、筆者が京芸の日本画専攻で初めて描いたのが、同じく石の課題でした。大学構内で自分で拾った石を、一ヶ月ほどかけて写生から本画(ほんが…日本画での完成作品のこと)にするというものでした。自分ではそれなりにうまく描いたつもりでしたが、講評ではコテンパンにけなされ京芸の厳しさを思い知らされたものです。一つの石を長時間かけて観察することで、単なる表面的なうまさではなく、本質的なものの見方を試される、京芸の日本画らしい課題だったと思います。

(ino)