2019年2月2日土曜日

京芸受験講座より

国公立入試 前期日程までひと月を切りました。
京芸受験講座より、直近の作品です。




センター試験が終わり、めきめきとレベルアップする人が増えてきました。
一方で、出題の条件に反した制作がちらほら目立ちます。

ほんの些細な読み落としが命取りになります。
そのせいで悔しい思いをした先輩も少なくありません…。
せっかくの今までの努力が水の泡にならないよう、気をつけてほしいと思います。


 〈番外編〉ホワイトボードでのライブペインティング作品(中3生)
「人物」のイメージの抽象ドローイングとのこと。今後の展開が楽しみです。


2019年1月27日日曜日

「光と影」をテーマに

色彩課題

主に桂で受験指導をしている沖谷です。

今日は
「光と影」をテーマに自由に色彩表現をしてもらいました。
条件は
・白黒を含む12色の絵具のチューブの色を原色のまま使用すること。
・紙パレット内での混色は不可

絵具は混色をすればどんどん濁っていきます。
その行為を抑え色本来の鮮やかさを活かしてもらう狙いです。
滲ませたり、重ねたり、削ったり…
自分のイメージした色の世界に近づける方法はいろいろあります。
パレットでの混色は簡単にイメージする色に近づきそうですが
意外と作品の仕上がりを弱くしているようにも感じます。


ホタルのフォルムが少し未熟ですが世界観はしっかりしています。


大きな木漏れ日の様子が美しい
影のエリアにある青、緑、赤も力強く活きています。

一人 夜の都会に佇む情景が荒々しく鮮やかに描かれています。


2019年1月25日金曜日

センターを終えて

センター試験が終わりました。
受験した皆さん、お疲れさまでした。

初めてで緊張した人、去年よりも結果が良くなかった人、予想外の問題に戸惑った人…それぞれ思いがあることでしょう。

結果はひとまず置いておいて、ここからは実技に集中したいところですが、まだ手の調子を取り戻せていない人も多いようですね。

 今は焦らず、一段ずつ階段をのぼる気持ちで進めていきましょう。


(上の作品:京都市立芸大志望、3時間、浪人生)

2019年1月13日日曜日

成安造形大、推薦入試のデッサン


以前本校ブログに掲載しましたとおり、
本年度の成安造形大学 推薦入試におきまして、京都美術学院からは9名の合格者がありました!

(受験者11名中、特待生5名、給付生3名、一般枠1名合格!
 →ブログページはこちら

特待生枠は倍率が4.0倍と、京都市立芸大の倍率に匹敵する厳しさでした。

以下は合格者の作品です。(順不同、試験までに描いたもの)





受験直前は成安受験に特化して対策を行いましたが、数ヵ月間の頑張りが結果に結びつきました。

残念ながら不合格だった人も、この対策でずいぶんレベルアップしました。
まだ受験を控えている人もいますが、気落ちせず頑張ってほしいと思います。


本校では受験生一人ひとりの状況や実力に合わせて、確実にステップアップできるよう計画を立てながら指導しております。

今回の合格者の中には、デッサンを始めてまだ1年未満の現役生もいます。

「今からデッサンを始めても間に合うか心配…」という方も大歓迎です!
ぜひお気軽にご相談ください。



新年を迎えて

2019年を迎えました。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて、新年最初は高卒生(浪人生)の作品です。



2作品とも同一作者、年明けにさっそく取り組んだ作品です。

年末最後の課題では少し伸び悩んでいましたが、
年が明けて一気に何かが弾けたようです。
このまま猪突猛進の勢いで頑張ってほしいと思います。

さて、今週末はいよいよセンター試験ですね。
受験する皆さん、体調には気を付けて、余裕をもって臨んできてくださいね。


2018年12月22日土曜日

京芸の色彩~金魚~

冬期講習会は、大阪本町教室でも開講中です。
 
京都市立芸術大学をめざす「京都芸大受験」講座より、色彩課題の紹介です。

今回は「色彩」の課題から。
テーマは「金魚」。

  

京芸の色彩課題では、色彩や絵具に関する基礎理解・技術が試されます。
それと同時に、出題に対する柔軟な表現力も重視されます。

「これが正解」というようなロールモデルは明確に提示されていないため、どういった絵にしていくか、受験生はあてなく迷ってしまうことが多いです。

いっぽうで、自分らしい作品をつくる絶好のチャンスでもあります。 

安易に奇をてらうのではなく、自分の芯を持つこと、自分の中にある世界を自信をもって見せることが大切です。
(これはアーティストとして世に出ていくうえで当然のことでもあるでしょう。)

出題条件を踏まえた上で、自分にしかできない作品、見た人に「そう来たか!」と言わせるような絵をつくることが、今後の課題かと思います。

本年も残りわずかとなりました。皆さまどうぞよいクリスマスを、よいお年をお迎えください。




2018年12月19日水曜日

銅駝をめざす~色彩~

昨日より「2019冬期講習会」が始まりました。
いよいよ入試に向けてのラストスパートです。

冬期は中学3年生向けに「銅駝(どうだ)高校受験」「美術系高校受験」講座を行っています。
その「銅駝~」講座より、早速昨日の作品を紹介します。


銅駝高校は「京都市立銅駝美術工芸高等学校」という、公立の美術系単科高校です。
1880年創立の京都府画学校の流れをくむ、歴史ある高校です。

 入試では鉛筆デッサンと、絵具によるイメージ表現の2課題があります。

「イメージ表現」の試験では、「言葉」と現物の「モチーフ」が提示されます。

受験者はそれらをもとに自由にイメージを膨らませ、色彩豊かな作品として仕上げることが要求されます。

今課題のモチーフは「ファスナー」、言葉は「不思議」でした。

上の作品は高い構成力と、大胆でハッとするような色彩感覚が目を引きます。

下の作品はシーラカンスのような魚とそれらを覗く黄緑色の目が、独自の世界観を感じさせます。

単にモチーフをリアルに描くだけが評価されるわけではありません。ありふれた表現ではなく、その人独自の世界が表現できているかが重視されます。

そのためには普段から色々なことに興味を持ち、自分の引き出しを増やしておくことが大切です。また、様々なモノを見ずに描く力も必要です。

「これが私です!」という世界を、思う存分アピールしていきましょう!