2018年12月9日日曜日

基本のかたち

高2生によるデッサンです。
立方体・円柱・球という、3つの基本形態を描いてもらいました。

身の回りのすべてのものは、こうした基本形態の描き方を応用すれば描きやすくなります。
簡単そうに見えますが、実はこれこそ最も大切な基礎です。

印象派を代表する画家セザンヌは、「自然を円筒、球、円錐として捉えなさい」という言葉を残しています。
複雑に見えるモチーフでも、単純な形態に置き換えて把握することが大切なのですね。



2018年12月1日土曜日

基礎科、中学生のデッサン

12月を迎えました。
今回は基礎科より、中学3年生の作品です。
この生徒は美術系高校を目指してデッサンを重ねてきました。
モチーフは瓶とレモン。やや形のゆがみがありますが、たいへん丁寧な観察と描写ができています。

京都や大阪には美術系専攻のある高校がいくつかあります。
入試では鉛筆デッサンに加え、絵具による色彩課題が課される高校もあり、入念な準備が欠かせません。

今年も本校の中学生たちは合格を目指して、互いに切磋琢磨しています。



2018年11月28日水曜日

白蕪とストライプコップ

高3生、3時間のデッサンです。
富山大学志望で、本日行われる推薦入試に向けて出発しました。

受験直前は、誰でも緊張で心の状態が不安定になりがちです。
特に遠方での受験は大きなプレッシャーがかかるでしょう。

このデッサンは受験前最後に描いたものですが、迫る緊張感と闘いながら力強く仕上げました。

試験を終え、無事に帰ることを祈ります。

2018年11月25日日曜日

ハンマーとノミ(鑿)で石を彫る両手

今回も高3生が多摩美術大学グラフィックデザイン学科の過去問に挑戦しました。
ハンマーとノミ(鑿)で石を彫る様子を描く課題。
実際の試験本番では、本物のハンマーやノミ、石などはありません。
両手以外はすべて想定、記憶と経験をたよりに描かなければなりません。

学校の授業などで、木材をノミで削った経験のある人はおられるかと思いますが、
石材を削ったことのある人はあまりいないのではないでしょうか。

木材用と石材用では道具の種類が違うので、実際に石を削ったことが無い限り、本物らしく描写するのはとても難しいことです。

一見無茶とも思えるような課題が出ることは他大学でもよくありますが、どんな条件でも柔軟に対応できるような力を、大学側は求めているのだと思います。

焦らず落ち着いて、自分の経験を信じて立ち向かいましょう。

2018年11月24日土曜日

京都造形芸大~推薦入試を終えて~

先日、京都造形芸術大学の推薦入試が終わりました。

デッサンで出題されるモチーフはすでに予告されていたので、受験生たちはこの数か月間、集中して対策に取り組みました。

予告されていた出題モチーフは、
紙コップ3個

8種類のモチーフのうちのひと種類

ということで、紙コップ以外のモチーフは本番でどれが出るのか分からなかったのですが、どのモチーフが出題されても描けるように何枚も練習を重ねました。





上は本町教室から受験した3名の作品です。
工業製品や果物、色の濃いもの薄いものと、様々な質感のものを描き分ける力が要求されています。
練習の甲斐あり、この3名は数ヶ月で格段に上達しました。

合否は気になる所ですが、ひとまず大きな壁をクリアできました。
またこれからの入試に備える日々が始まります。

2018年11月7日水曜日

花鳥風月

高卒生による「花鳥風月」というテーマでの色彩構成です。
絵のサイズは普段の四つ切画用紙よりも一回り大きい、木炭紙サイズ。

カラフルな鳥や枝に積もった雪は、最近話題の江戸時代の「あの画家」を彷彿とさせますね…。
昔の優れた作品を学んで、自分の表現に取り入れられています。
まさに温故知新ですね。

2018年11月4日日曜日

Wow!と花束

多摩美術大学のグラフィックデザイン学科の対策として、
昨年度の過去問を制作しました。(高3生、5時間)

「Wow!」という文字と花束を構成する課題です。
 構成の仕方や描き込みには工夫の余地がありますが、
限られた色彩を効果的に用いています。

関東の美術系私大は、関西の美術系大学とは入試傾向が大きく異なり、難関ですが、
果敢に挑戦しています。