2022年12月11日日曜日

京都市立芸術大学入試対策 色彩  明度設計の必要性について

京都市立芸術大学入試対策 色彩 (桂教室より)

 明度設計の必要性について

 明度設計は色彩表現において骨格のようなものにあたります。

見せたい部分、脇役の部分を明度で認識しておくと色を迷わずに

塗ることが出来ます。

色には色相、明度、彩度の三要素がありますが

その中でも明度認識は疎かになりがちです。

 

下の2作は同一課題

リンゴ1/2、レモンをモチーフとして色彩表現しなさい。

 ※ボール紙を画面とし左側に無彩色で着色

右側に有彩色で着色すること。

制限時間:3時間

高3生
明快な明度設計でスムーズに視点が誘導されます。

半透明で浮遊しているリンゴの断面のような要素が少し形として気になります。

 

高卒生
迫力のある仕上がりになりました。影を主役にした作品ですがリンゴの断面も丁寧に

観察しています。筆遣いも美しいです。 


12月も半ばに近づいてきています。この調子で頑張ろう!!

 (沖谷)