2021年9月26日日曜日

【京芸対策】手のデッサン~美しい形を目指して~

 

京都市立芸術大学を目指す高校3年生のデッサンです。

この課題は日曜日の朝~夕方にかけての1日課題で描いたものです。最初に1時間ほど、色々なポーズのクロッキーをして構図の検討をした後、約5時間半かけて一枚のデッサンを仕上げました。 

ビー玉を指で持つことを条件に、迫力あるポーズがたいへん印象的な作品となりました。ややビー玉が目立たないのが惜しい構図ですが、作者のしっかりとした意図を感じられます。細かな面の変化や光の調子にも気を配れており、作者の執念が伝わる良作です。

京芸では2010年度入試にて ”手” がモチーフとして出題されましたが、それ以来されていません。さて、来年はどうなるでしょうか…。

 (ino)

2021年9月21日火曜日

京都市立芸術大学入試対策 特講課題


色々な技法の練習から偶然出来たマチエールや構図

無作為な画面から魅力的だと思う矩形エリアを切り取り、

何故それが良いと思ったのかを考える。

その後二回り程大きな画面に再現しながらよりよいものに仕上げてもらいました。

色幅や技法を増やしたり自分では考えられない構図を偶然から見つけてもらう課題です。

(講師 沖谷)

 


 

2021年9月11日土曜日

京芸の”平塗り”対策



京都市立芸術大学を目指す高校3年生の色彩構成、テーマは「自然の光・人工の光」です。

近年の京芸入試では、この作品のように絵具をムラなく塗る「平塗り」技法が求められることが多く、たびたび対策課題に取り組んでいます。

作者は色彩の対策を始めてまだ間もないのですが、出題の意図をしっかり汲み取って表現しようとしており、好感が持てます。まだ技術的には拙い部分もありますが、 これからの成長が楽しみです。

 (ino)