2022年4月16日土曜日

ケント紙で立体を作る~初心にかえって~

 

新年度最初の投稿になります。今年度もよろしくお願いいたします。

今回は京都市立芸術大学(京芸)をめざす浪人生の作品です。

「ケント紙で3つの立方体と円錐を作って組合せ、『緊張』というテーマで、自立する立体を制作しなさい」という課題でした。

この作品は条件をふまえて、緊張感ある造形に成功しています。

非常にベーシックな工作力が試される課題ですが、意外と経験者でもミスがちらほらありました(^^;)

この作者は昨年度から本校に通い続けていて、普段から非常に丁寧な立体作品を制作してきましたが、今年の入試では残念ながら合格叶わず…この春から再挑戦のスタートです!

※京芸の入試は4~5科目の共通テストに加え、実技試験では、「描写(鉛筆デッサン)、色彩、立体」の3科目が課されます。(総合芸術学科は共通テストと描写のみ)

科目が多いうえ、それぞれバランスよく習得する必要があるため、なるべく早期からの対策が必要です。

(講師ino)