2021年9月26日日曜日

【京芸対策】手のデッサン~美しい形を目指して~

 

京都市立芸術大学を目指す高校3年生のデッサンです。

この課題は日曜日の朝~夕方にかけての1日課題で描いたものです。最初に1時間ほど、色々なポーズのクロッキーをして構図の検討をした後、約5時間半かけて一枚のデッサンを仕上げました。 

ビー玉を指で持つことを条件に、迫力あるポーズがたいへん印象的な作品となりました。ややビー玉が目立たないのが惜しい構図ですが、作者のしっかりとした意図を感じられます。細かな面の変化や光の調子にも気を配れており、作者の執念が伝わる良作です。

京芸では2010年度入試にて ”手” がモチーフとして出題されましたが、それ以来されていません。さて、来年はどうなるでしょうか…。

 (ino)