高卒生にパースと光の表現を学んでもらうために
クレパスで屋上からの風景画に挑んでもらいました。
京都芸大の入試にクレパスの持参用具はありません。
しかしこの画材で描写することで得るものは多くあるように思います。
クレパスは面で表現出来たりスクラッチによる線的な表現も可能です。
それらを活かし鉛筆デッサンでは気づけなかったことに気づいてもらえたら
という思いで課題を組み立てました。
はじめはパースがガタガタだった作品。
目線の高さの基準に気づいてもらうことで統一感が出ました。
夕方の光の表現で情感も生まれました。